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執筆者の写真Taruhi Kyono

借入金が増えてきた場合

 債務の相談は、的確な方針を決めることが大事になります。現在の債務(借入金)の総額はどのくらいか、収入の状況はどうか、仕事の安定性はどうか、今後生活していくうえでの出費の状況はどうか(車の有無や年齢、ライフイベントの予定や家族の状況)といった、多くの要素を複合的に考えていく必要があります。

 また、取りうる手段についても、それぞれ一長一短があり、その人に応じた選択を考えていく必要があります。また、手続きの依頼を受けた後にも状況が変わったり、相手方となる貸金業者の対応の変化などにより、方針の変更をしなければならないこともあります。

 このように、借入金の整理については、しっかりとした見立てと継続的なサポート、コミュニケーションが重要になってきます。この点の判断が不十分なまま、行きあたりばったりの対応で、何度も弁護士を変えなければならなかった事案をいくつか見てきました。

 私は、当初から消費者系弁護士のはしくれとして、弁護士の少ない地域で経験を積んできたことから、いわゆる過払い金請求が一般的となる前から、過払い金の問題や任意整理、自己破産、個人再生等について対応してきました。また、ヤミ金事件への対応の中で、後に五菱会による組織的なヤミ金運営が発覚した事件についても、弁護団に参加して対応してきています。

 しかし、それでも債務の相談については、今でも考えられる方策やリスクについて頭をフル回転させて対応しなければならない分野だと感じています。とはいえ、相談をされる方にとっては、どのような対応を取ったらよいのかについてはネットでは一定の知識が得られるものの、正直なところ、もやもやとしていて漠然とした不安を感じられるのが一般だと思います。

 当事務所では、このもやもやしたところを晴らして、方向性が見えるようにしながら、今後の人生設計を考えていくサポートをしています。当事務所での相談予約では、「借入金の相談で」とだけおっしゃって頂ければ、初回無料の法律相談として承ります。

 全件、弁護士の京野が直接お話をお伺いすることをお約束できます。

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